椿泊漁協では様々な漁業が営まれていますが,今回の研修では「延縄」を対象としました。
椿泊漁協の延縄は,この季節,タチウオを狙う「浮き延縄(延縄の仕掛けが中層にある)」とハモを狙う「底延縄(延縄の仕掛けが海底についている)」が中心であり,研修では両方を実施しました。
天候や海況の状態もあり,それぞれ1回ずつしか操業できませんでしたが,タチウオ浮き延縄は16時頃出港し深夜0時頃帰港,ハモ底延縄は14時頃出港し深夜1時頃に帰港と,操業時間の長さや時間帯からも,ハードな実習となりました。
ハモ底延縄に出漁。積まれているのは全て延縄の仕掛け。 |
研修生からは,一様に「大変だった」との感想が聞かれましたが,同時に,狙っている魚を漁獲するために特化した工夫を重ねた漁具や操業方法に興味を引かれた研修生もいたようです。指導してくださった漁業者からも,「漁業は『沖』の仕事だけではなく,漁具の改良など『陸』での準備も非常に重要」との御意見でした。
椿泊漁協の皆様,ありがとうございました。
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