藻類養殖の研修を行いました

5月29日,水産研究課 鳴門庁舎で,藻類養殖の講義を受けた後,ワカメ養殖の実習を行いました。
徳島県下では,「鳴門わかめ」で有名なワカメをはじめ,ノリ,スジアオノリなどの藻類養殖が盛んにおこなわれており,アカデミーの卒業生にも,ワカメ養殖に着業している人がいます。
最初に研究員の方から,藻類養殖の講義を受けました。

鳴門庁舎は小鳴門海峡に面しており,ワカメの養殖施設があります。

成長したワカメはかなりの重さです。
ロープからワカメを刈りとります。
陸に上がってロープの片づけです。



徳島県の漁業について学びました

5月23日に水産研究課鳴門庁舎で,30日に同美波庁舎で,徳島県の漁業の概要を学ぶとともに,それぞれの施設の見学を行いました。
徳島県沿岸の海の特徴や各地で営まれている漁業について学びました。
講義のあと,施設の見学を行いました。
飼育施設では海藻やアワビなどの飼育試験が行われていました。



現場実習(進路選択オリエンテーション)スタート

とくしま漁業アカデミーでは,研修生が卒業後に就業する漁業種類を
選択するため,研修期間の前半にできるだけ多くの漁業種類を体験する
「進路選択オリエンテーション」を実施しています。

5月13日から5日間,今年度最初の現場実習として,
徳島県南部の海陽町 鞆浦地区で大敷網(大型定置網)の実習を行いました。


最初に漁協事務所で模型を見ながら大敷網の構造について説明を受けました。
漁船に乗って揚網作業を体験します。
持ち場ごとの役割や作業を教わります。
網が絞られたところで,漁獲物を大きなたも網ですくい取ります。
港に戻って漁獲物を水揚げします。
漁獲物は,漁協の荷捌き所で種類やサイズごとに選別します。



この日はシイラや,
アジがたくさん入網していましたが,

中には,シュモクザメや,
タカアシガニなど,様々な魚種が水揚げされました。
帰港してからは,網の補修作業をします。
このような道具を使って,手作業で行います。
沖での揚網作業から,帰港して選別,出荷,漁具の補修に至るまで充実した実習になりました。

鞆浦漁協の皆様,ありがとうございました。

資格取得(その1)無線技士免許

長かったGWが終わり,本格的な研修が始まりました。

徳島漁業アカデミーでは,漁業を営むにあたって必要となる資格の取得も行います。

その第1弾として,5月8日・9日の2日間で
「第二級海上特殊無線技士免許」の取得講習を受講しました。
この資格は,漁船に搭載する無線機での通信や,レーダーの使用に必要なものです。

研修生3名は,大阪で合宿して講習を受講し,全員無事資格を取ることができました。

とくしま漁業アカデミー 第3期生の入学式がおこなわれました

平成31年4月19日(金),徳島市内の徳島県水産会館において,
とくしま漁業アカデミー第3期生の入学式が行われました。

今年度の研修生は,18歳から31歳まで,合計3人。
















ご祝辞をいただきました徳島県議会議長 重清佳之 様(副議長 岩丸正史 様による代読),徳島県漁業協同組合連合会代表理事会長 久米順二 様をはじめ,ご来賓の方々,
ありがとうございました。

来週のガイダンスに続き,GW明けからは本格的な研修が始まります。