現場実習(進路選択オリエンテーション)スタート

とくしま漁業アカデミーでは,研修生が卒業後に就業する漁業種類を
選択するため,研修期間の前半にできるだけ多くの漁業種類を体験する
「進路選択オリエンテーション」を実施しています。

5月13日から5日間,今年度最初の現場実習として,
徳島県南部の海陽町 鞆浦地区で大敷網(大型定置網)の実習を行いました。


最初に漁協事務所で模型を見ながら大敷網の構造について説明を受けました。
漁船に乗って揚網作業を体験します。
持ち場ごとの役割や作業を教わります。
網が絞られたところで,漁獲物を大きなたも網ですくい取ります。
港に戻って漁獲物を水揚げします。
漁獲物は,漁協の荷捌き所で種類やサイズごとに選別します。



この日はシイラや,
アジがたくさん入網していましたが,

中には,シュモクザメや,
タカアシガニなど,様々な魚種が水揚げされました。
帰港してからは,網の補修作業をします。
このような道具を使って,手作業で行います。
沖での揚網作業から,帰港して選別,出荷,漁具の補修に至るまで充実した実習になりました。

鞆浦漁協の皆様,ありがとうございました。