令和6年1月の漁業アカデミー

      令和6年1

 令和6年1月になりました。1日に発生した令和6年能登半島地震により、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 とくしま漁業アカデミーでは、引き続き研修生は親方の指導の下、安全操業を常に心がけ、大きなトラブルもなくインターンシップ研修に精力的に取り組んでいます。
 アカデミーでは2月末まで令和6年度研修生を募集しており、第1回目の選考審査会を実施しました。


〇玉掛け技能講習(1/12~14)

 場所:徳島市城東町 株式会社徳島中央自動車教習所
 参加研修生:専攻コース1名

 とくしま漁業アカデミーでは、漁業就業に役立つ資格取得を推進しており、その一環として、8月に研修生5名が玉掛け技能講習を受講したところですが、唯一資格を取得していないT研修生が受講可能年齢となり、今月受講しました。
 玉掛け技能は、定置網や養殖においてつり上げ荷重1トン以上のクレーンや移動式クレーンを使って資材や網等を吊り上げる際、フックを資材に掛けたり外したりする玉掛け作業を行う際に必要となる重要な資格となっています。T研修生は1月12,13日の2日間学科講義を、14日に実技実習の受講及び実技試験を受け、無事合格しました。なお、玉掛け技能の資格については、フォークフト運転技能同様、18歳の誕生日からでないと資格を行使できないため、T研修生が18歳になった時点で教習所から講習修了証を発行してもらうこととなりました
 受講講会場前のT研修生
自動車教習所の技能講習案内(玉掛けなど実技講習も屋内実施とのことでした。)


〇とくしま漁業アカデミー第7期研修生 研修情報④

 取材日 令和6年1月24日(水)AM
 場 所 鳴門市北灘町櫛木港

 10月から、専攻コース3名はそれぞれ室撫佐漁協、和田島漁協及び由岐漁協で、一般コース3名はそれぞれ北灘漁協、椿泊漁協及び伊座利漁協で実践的な研修に鋭意取り組んでいます。

 今回、鳴門市北灘漁協でワカメ養殖を行っている親方の下で鋭意研修中のM研修生について、現場で話を聞きました。
 当日は今冬最強の寒波の日で、港が北向きに面した北灘町一帯は大荒れで、沖での作業はできず、陸作業を行っておりました。櫛木地区ではあと数日後の1月末に今漁期の収穫が始まるとのことで、収穫作業等の準備に忙しいとの話でした(1月29日に収穫開始したとのことです)。
 M研修生は病気やけがもなく元気に研修中のようで、引き続き健康に留意し安全操業で研修を実施するよう伝えました。
 研修中のM研修生
 親方と作業中のM研修生
 当日は北風が強く大しけで、波が堤防を越えて国道がかぶるような大荒れの天候でした。


移住フェア(イナコレ)に参加しました(R6.1.20大阪)

  令和6年1

 今月は令和6年度とくしま漁業アカデミー研修生募集の一環として、大阪市中央区で開催された移住フェア「イナコレ(田舎暮らし×コレクション)」に事務局が参加しました。


〇イナコレ(田舎暮らし×コレクション)(1/20)

 場 所:大阪市中央区本町橋 シティプラザ大阪2F
 日 時:令和6年1月20日(土)11~16時
 NPO法人ふるさと回帰支援センター大阪ふるさと暮らし情報センター主催の「イナコレ」にとくしま漁業アカデミー事務局が参加しました。
 会場には、本県を含む長野県から熊本県までの15府県が参加し、それぞれが工夫を凝らしたブースに仕上げ、参加者対応を行いました。
 来場者は全体で約150名あり、徳島県ブースを訪れた本県への移住に興味のある約10名のうち、漁業に興味のある夫婦1組に対し、徳島県漁業の概要及びとくしま漁業アカデミーについて詳細説明を行いました。

 会場案内看板

 当日の会場風景(写真は徳島県ブース)