7月
県南の由岐地区では6月から海士漁が解禁になり、価格の高いクロアワビ・メガイアワビ、トコブシ、赤ウニ、サザエなどの順に漁獲してゆきます。 中でも阿部地区は西日本きってのアワビの産地で、関西市場の主要な供給地になっています。 漁業アカデミー生はこのような優れた阿部漁協の海士漁師さんから海士の手解きを受けました。
また、今年から、機械化を図り、効率的な漁業を推進する目的で小型移動式クレーン運転技能講習、フォークリフト運転技能講習、玉掛け作業技能講習を研修生の希望者に受講してもらいました。
7/12~7/14@小型移動式クレーン運転技能講習
7月12~14日に漁業アカデミー6期生4人が漁具や水産物の漁船への積み降ろしを効率的に実施するために小型移動式クレーンの講習を受け、資格を得ました。 写真は教官指導のもと鉄棒と鉄棒の間を重量物を鉄棒に触れないように移動させているところです。
クレーンを操作する研修生
クレーンを操作し、重りをポール間を通過させるテスト
7/19~7/21@阿部 漁協海士実習
7月19日に阿部漁協において徳島県農林水産総合技術支援センター水産研究課OBの小島 博博士によるアワビの資源管理とSDGSについての講義があり,漁業アカデミー6期生3人がアワビの資源管理の重要性と海洋環境の変化について学びました。
また,7月21日にはアワビの水揚げを見学するとともに,現役海士の指導のもとに素潜りの訓練を受け,禁漁区へのクロアワビ稚貝の放流を体験しました。 懇切丁寧に指導して下さった阿部漁協に皆様に衷心よりお礼申し上げます。
水産研究課OBの小島博さんにアワビの資源管理について講義を受ける。
冨浦組合長と漁師さんからアワビの選別について学ぶ。