令和2年7月の漁業アカデミー

 梅雨期間中で荒天のため海上での現場実習が行えない日が続きました。
 
 7月後半には,「食品衛生責任者」資格取得のための講習会を受講。
 また,海陽町浅川の県栽培漁業センターでアワビ種苗生産の現場を体験するとともに,徳島大学との連携講座(「ミリン藻の陸上養殖の取組」)を受講しました。

◯食品衛生責任者養成講習会(7/21@阿南保健所)
 「食品衛生責任者」は栄養士や調理師などに資格が与えられますが,この講習会を受講すれば,その資格を取得することができます。

教材の食品衛生責任者ハンドブック第3版

◯現場実習(7/22@栽培漁業センター浅川)
 栽培漁業センターは,徳島県水産振興公害対策基金(漁業アカデミーの事務局も務めています。)が運営する施設で,クルマエビ,アワビ,アユの種苗を生産しています。
 
 今回はアワビ種苗生産担当より,試行的に取り組んでいるトコブシ種苗生産の説明を受けました。
 また,同敷地内で実験を続けている徳島大学の岡講師より,近々陸上養殖を事業化するミリン藻の増産について説明を受けました。

牟岐産トコブシを母貝とした種苗生産の説明


試験用のミリン藻の培養水槽の説明

◯現場実習(7/28@水産研究課鳴門)
 水産研究課担当と片岡氏(指導漁業士 浅川漁協)よりモヅク養殖について説明を受けました。

昨年の2回の試験結果を資料により説明