6回目の現場実習

6回目の現場実習は,7月3日から7日にかけて,美波町阿部(あぶ)で,海士漁業の実習を行いました。とはいうものの,海士漁業は,素潜りでアワビ類をとる漁業であり,全くの未経験者がいきなり行うのは危険が伴うので,本格的な実習ではなく,簡易な内容で実施しました。
阿部漁協の皆様,ありがとうございました。

高級品アワビは,口にすることはもちろん,お目にかかることもめったにないものですが,阿部に行ったらいきなりこんな感じで,研修生のテンションも上がり気味です。

そんなためか,初日の漁協事業概要の説明の時から,いろんなことに興味津々でした。

海士漁業の実習は,このように,背が立つ範囲で行いました。


そんなところでも,いきなりアワビをとった研修生も。
【ご注意】今回はとくしま漁業アカデミーの研修の一環としてアワビを採捕しましたが,県下の沿岸海域の大部分では,アワビ,サザエなどは漁業権の対象となっており,漁業者以外の方は,これら漁業権の対象となっている水産動植物をとることはできません。詳しくはこちらをご参照ください。

現役の海士の方々の荷受け見学。「え,こんなに」というほどアワビが水揚げされていました。

遠隔地に出荷する場合は,このような「ぶくぶく付きのスチロール箱」も用いられます。