「水産物の消費拡大」は,単価アップひいては漁業収入アップにつなげる取り組みとして重要であり,いろいろな主体がそれぞれ工夫を凝らして実施しています。とくしま漁業アカデミーのカリキュラムにも組み込まれ,何回かにわけて講義や実習を行う予定で,このブログにもいくつかピックアップして載せていこうかと考えています。
今回は,水産物をはじめとした県産一次産品の消費拡大について,徳島県が行っている取り組みを,県もうかるブランド推進課の職員の方から学びました。
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研修で用いた資料の一部です。右下の団扇に描かれているのは「阿波ふうど」のロゴマーク。「阿波ふうど」とは,全国に向け「徳島の食」の魅力や価値を伝えるブランドネームで,「阿波ふうど = AWA FOOD = 徳島(阿波)の風土に育まれた食が幸せをもたらす」ということを表現しています。「阿波ふうど」のfacebookはこちら。 |
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まずは,取り組みの概要についての講義を受け,,,, |
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続いて,徳島の一次産品の魅力をPRする移動ブランドショップ「新鮮 なっ!とくしま」号を見学しました。 |
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「新鮮 なっ!とくしま」号は,料理実演や試食品調理を行うためのキッチンスペース,イベントアトラクションを行うためのAV設備・ステージも備えています。その多機能さに感心するとともに,「新鮮 なっ!とくしま」号を活用した水産物PRの方法や,「うまいのに安い魚種は,なぜ安いのか」「魚料理についての蘊蓄合戦」などの意見交換が行われました。 |
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この研修に先立ち,研修生に対し,「新たな消費拡大のための方策」を考える「頭の体操」を行いました。そこで出されたもののうち,面白そうなものを2つ載せてみます。
- 「アラ(ごみ)」が魚介類消費のネックになっていることから,「できるだけアラがでない料理方法を学ぶ料理教室の開催」
- 「焼カキ」「貝の浜焼き」がブームになっていることから,「家庭でも浜焼きが楽しめる『煙・匂いが出にくい七輪』の開発」