令和5年8月の漁業アカデミー関連事業

  令和5年8

 今月は関連事業として、アカデミー短期講座を実施しました。


〇とくしま漁業アカデミー短期講座「徳島の漁業応援隊育成コース」(8/25)

 日 時:令和5年8月25日(金)8:30~11:00
 場 所:阿南市椿泊町 椿泊漁業協同組合
 参加者:徳島県立小松島西高校食物科1年生67名、引率6名
     アカデミー研修生2名
 とくしま漁業アカデミーでは、本県漁業や県産水産物の魅力発信を担う人材「浜っ子★」の育成に向け、短期講座「徳島の漁業応援隊養成コース」を開設しており、今回は小松島西高校食物科1年生を対象に椿泊漁協にて実施し、アカデミー研修生2名も参加しました。
 当日は、簡単な説明のあと、各自が荷さばき所に水揚げされた漁獲物や施設見学・写真撮影を行いました。その後、延縄漁船が帰港、キハダマグロ4尾及びクロカジキ1尾が水揚げされ、内臓・鰓等を除去する下処理、計量等を見学するとともに写真撮影を行いました。当日はタイミング的に水揚げする漁業者が少なく、見学できたのはこの1隻のみでしたが、40kgを超すマグロとツノと内臓等を除いて80kg超のカジキは迫力があり、ほとんどの参加者が驚いていました。その後、事務所2階に移動し、アカデミー事務局からマグロの話、椿泊地区の漁業及び椿泊漁協の事業・役割を講義した後、外部講師から、スマホを活用した写真撮影講座及びSNS発信時のコツや注意点について講義をしていただき、参加者は熱心に受講していました。
 講義終了後には、アカデミー事務局から、本日撮影した写真等を利用し、各自SNS等で積極的に本県漁業・県産水産物や椿泊をPRしてほしい旨伝えました。最後に生徒代表からお礼の挨拶があり、全ての工程を終了しました。
 当日快く対応いただいた椿泊漁協組合長、職員の皆様をはじめ、小松島西高校ほか関係者の皆様に心よりお礼を申し上げます。
 会場となった椿泊漁協
 漁協事務所に隣接する荷捌き所で水揚げされたハモなどの魚を見学しました。

 キハダマグロ延縄漁船が帰港し、釣り上げられたキハダマグロの水揚げも間近に見学でき、参加者は驚いていました。
 漁協事務所では写真撮影・SNS講座も実施され、参加者は各自手持ちのスマホで操作実習を行いました。