令和3年6月の漁業アカデミー

 


 梅雨の合間の晴天日から伊座利でのオリエンテーションがスタートしました。

進路選択オリエンテーション2伊座利(2021/5/31 ~6/4 @伊座利漁協)
 
伊座利での研修の基本は、朝5時半から大敷網の網揚げから始まり午前中は大敷網関連の作業、午後から夕方まではアラメの天日乾燥作業です。皆さん連日のハードな作業でお疲れ気味ですが、6月3日午後からの降雨で一息つけました。なんとか無事に研修を終えることができました。伊座利漁協の皆様ありがとうございました。


初日は伊座利地区の概要を説明していただく。

5時30分の網揚げから1日はスタート。
 
通常は7名で網揚げを実施しているとのことで、
効率化されています。


陸上での大敷網の作業は、もっぱら網の洗浄です。


この時期、アラメ刈り取りとその乾燥が行われています。


作業の合間に、クロスロープの差し込み方を教わる。


進路選択オリエンテーション3椿泊(2021//14 ~6/18 @椿泊漁協)

椿泊漁協での研修は、紀伊水道外海での浮延縄と底延縄、紀伊水道内での底延縄への乗船です。いずれも夜間操業で、14時~17時の間に出港して、翌朝0時~2時頃に帰港です。帰港後にはハモの出荷もお手伝いしました。研修生の皆さん、体のリズムが狂い、お疲れモードでした。途中の16日は荒天のため出漁延期で一息つけました。最終日18日には、今年末に独立して操業する予定のアカデミー卒業生(2期生)と話をする機会を持っていただきました。椿泊漁協の皆さま(特に延縄部会)の方々には、大変お世話になりました。

研修初日から、それぞれ延縄漁船3隻に分かれて乗船。

伊島から南へ約20キロの漁場まで移動。



帰港後のハモ出荷作業。


研修最終日は、アカデミー卒業生(2期生)との意見交換。

進路選択オリエンテーション1(2)(2021/6/28 ~6/30 @鞆浦漁協)

5月19日に2日目で中断した研修の追加研修(2泊3日)です。大敷網は7月10日が終漁日となっており、漁具の海からの撤去を間近に控え、通常操業に加えて漁獲物の選別作業後に再度出港してカキ落とし作業がありました。炎天下の作業でバテ気味でした。鞆浦漁協の皆さま(特に鞆大敷組合)の方々には、大変お世話になりました。


5時に出港して、2統の網から水揚げして7~8時に帰港


帰港後に漁獲物の選別作業スタートです。


6月29日は、機械選別のベルトコンベア末端で
小アジの選別をひたすら行いました。


6月30日は、大敷網本体の陸揚げ準備のため、
沖でのカキ落とし作業がありました。