8回目の現場実習 その2 魚類養殖業・出荷作業編

魚類養殖業の実習のうち「出荷作業」です。

出荷は生簀ごとに行います。四角形の生簀の4辺に一隻ずつ船が張り付きます。

4隻のうち1隻は「生船(なません)」と呼ばれる大きな運搬船です。生簀の中の魚を,生きたままこの生船の生簀に収容していくことになります。

魚を取り上げるため,生船に向かって,生簀をどんどん絞っていきます。

これくらいまで絞り込むと,遊泳スピードの速いハマチも,網で掬うことができるようになります。

生船に装備されている巨大な網でハマチを救い上げます。

どれくらい巨大な網かというと,これくらい巨大。写真の右の方に向かってロープが1本のびていますが,このロープは網の底を閉める役割があり,ロープを緩めると底が開いて魚が生簀に落下していく,というシステムです。

他の生船も来ていました。